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矯正

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2009年9月11日

Q&A 子供の矯正治療の開始時期は? ①

Filed under: 矯正 — uoc

これは矯正治療の相談にいらっしゃる患者さんからの質問の中で最も多いものの一つです。「子供の歯並びが悪いのですが、いつ病院に行けばよいのでしょうか?」「学校の歯科検診で不正咬合にチェックがついてきたけど、どうすればよいのでしょうか?」等々。
実際には、気になった、あるいは指摘された時点で、一度、矯正歯科専門医院を受診するのがよいと思います。「虫歯も一緒に治療してくれる、普通の歯医者さんで矯正もしてもらう。」という考えもあるかとは思いますが、それも選択肢の一つとしたうえで、一度専門家の意見を聞かれることを強くお勧め致します。矯正治療自体は高額な治療だと思いますが、最初の相談に関しては価格を抑えて設定している矯正歯科医院がほとんどです。矯正治療で緊急性が求められるものはあまり多くなく、専門家の意見を聞いてからでも、治療を開始するのに遅くはないと思います。
成長期の矯正治療は、思春期前に行う「第1期治療」と思春期後に行う「第2期治療」という、2段階に分けた治療を行います。今回は「第1期治療」の時期についてのお話です。
「第1期治療」の矯正治療を判断するタイミングは、永久歯(おとなの歯)の上下の前歯と奥歯(第一大臼歯(6才臼歯))が生え揃った6才以降を目安に考えていただければよろしいかと思います。
実際に装置を付けて治療を開始する時期は、もう少し後になることが多いです。歯は生えてきてから1年ぐらいの間はまだ根っこの先端が完成しておらず、その時期に歯を動かすと根っこが曲がって出来てしまうことがあるからです。そのため、根っこの状態をレントゲンで観察しながら、早くても小学校3~4年生以降に治療開始する場合がほとんどです。矯正装置が入ると歯ブラシがしづらくなるため、この期間にむし歯菌の検査(カリエスリスク検査)や歯ブラシの練習をし、矯正治療開始に備えます。ただし、矯正治療開始時期は年齢だけで判断されるものではなく、個人差のかなり大きい、体の成長の進み具合(骨年齢)と身長の伸び具合、歯のはえかわりの進み具合(歯牙年齢)や、その他多くの要因を考慮して総合的に判断されます。例外的に、特別な状態に伴う不正咬合に対しては、小学校以前に治療を開始することもあります。
矯正治療のゴールは、大人になった時点で健全な咬み合わせが獲得され、それを長期間維持していくことです。そのため、「第1期治療」の目的は、将来大きくなりそうな問題を未然に防ぐこととなります。「第1期治療」はデリケートで、その時期や治療方法の判断を適切に行わないと、治療自体が無駄になってしまうことが少なくありません。「第1期治療」が本当に必要かどうかも含めて、その長所とリスクについて十分に説明を受けたうえで、治療を開始されることをお勧め致します。
今日の担当は、院長でした。
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