18歳女性、出っ歯、前歯が咬み合わないを主訴に来院されました。上顎前突、開咬、叢生に対して、上顎左右側小臼歯を一本ずつを抜歯したうえで、マルチブラケット装置(歯を1本1本配列する装置)、歯科矯正用アンカースクリュー(歯科矯正用アンカープレート)を用いて、上顎前歯を後退させ上顎臼歯を圧下させる矯正治療を行いました。
良好な歯並びと咬み合わせの状態になり、審美性も獲得されました。
動的矯正治療期間は1年9ヶ月、治療費は805,000円(税別)でした。
リスク
- 歯を動かす力によって痛みや違和感が出たり、矯正装着による刺激で口内炎が生じる場合があります。
- 時間をかけて丁寧にブラッシングを行いプラークを取り除かないと、むし歯や歯肉炎・歯周病が生じる場合があります。
- 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなったり、歯ぐきが下がることがあります。
- 歯を動かし終わった後に保定装置(リテーナー)の使用が不十分であったり、悪習癖(舌癖など)が残っていたりすると、後戻りする場合があります。