» 開咬:さいたま市浦和の矯正歯科医院

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矯正

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2025年5月9日

開咬(かいこう)とは

Filed under: 矯正,開咬 — uoc

奥歯を咬み合わせて口を閉じても、上下の前歯にすき間ができてしまうことを開咬(かいこう)といいます。前歯だけが開いているものから、奥歯1本しか咬み合っていないような重症のものまで程度は様々です。歯だけでなく唇も開いたままのこともあります。

一部の奥歯だけで全ての咬合力を受け止めることとなるため、負担が大きくなり、歯の寿命を縮める要因にもなります。また、食べ物が噛み切れない、発音が不明瞭、口の中が乾いて、虫歯や歯周病になりやすい等の弊害が表れます。矯正治療だけで治ることも多いですが、治療後に後戻りしやすいことにも注意が必要です。

開咬の原因には骨格的な問題や、指しゃぶり、上下の前歯の間に舌を入れたりする「舌癖(ぜっへき)」が考えられます。そのため、舌癖が直らない限り再発してしまう可能性がありますので、舌の訓練も必要になることがあります。

治療法としては、以前は前歯を伸び出させる(挺出する)方法や、外科的な矯正治療が主でしたが、現在ではインプラント矯正により、奥歯を沈める(圧下する)治療法が可能となり、良好な治療結果が獲得されています。

2013年12月6日

10代女性の前歯が閉じない(開咬)を歯科矯正用アンカースクリューを用いた矯正治療(歯科矯正用アンカープレート)で改善した症例

開咬の症例1

18歳女性、出っ歯、前歯が咬み合わないを主訴に来院されました。上顎前突、開咬、叢生に対して、上顎左右側小臼歯を一本ずつを抜歯したうえで、マルチブラケット装置(歯を1本1本配列する装置)、歯科矯正用アンカースクリュー(歯科矯正用アンカープレート)を用いて、上顎前歯を後退させ上顎臼歯を圧下させる矯正治療を行いました。
良好な歯並びと咬み合わせの状態になり、審美性も獲得されました。
動的矯正治療期間は1年9ヶ月、治療費は805,000円(税別)でした。

リスク

  • 歯を動かす力によって痛みや違和感が出たり、矯正装着による刺激で口内炎が生じる場合があります。
  • 時間をかけて丁寧にブラッシングを行いプラークを取り除かないと、むし歯や歯肉炎・歯周病が生じる場合があります。
  • 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなったり、歯ぐきが下がることがあります。
  • 歯を動かし終わった後に保定装置(リテーナー)の使用が不十分であったり、悪習癖(舌癖など)が残っていたりすると、後戻りする場合があります。

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