大変ご無沙汰しております。院長です。
先週、2月9日、10日の両日に行われました「第38回 日本臨床矯正歯科医会大会」に参加して参りました。今大会のテーマは「信頼」でしたが、保定と治療後の安定性が主題となっておりました。
この「保定」というものは非常に奥が深く、矯正歯科医の中にも様々な考え方があります。マルチブラケットなどの装置を付けて歯を動かしている、いわゆる「治療」の期間はとても大切なのですが、実はその後の「保定」の期間は、それと同じかそれ以上に重要で、ここを疎かにすると、「後戻り」によって、それまでの治療が水の泡になってしまうことがあります。
学会会場の様子です
さて、今回の開催地は札幌で、ちょうど『札幌雪祭り』の真最中でした。夜空の元にライトアップされた雪像はとても幻想的でした。なかなか真冬の北海道に行く機会もないのですが、寒さを忘れるほど素晴らしいお祭りだったと思います。
サザエさん可愛かったです
佑ちゃん。沢山の人が撮影していました
もちろん北の味覚も味わってきましたよ。味噌ラーメンに、お寿司に…、何を食べても美味しくて、ついつい食べ過ぎてしまいました。そろそろ本格的にダイエットを開始しなければいけませんね…。
埼玉県 さいたま市 浦和区 の 矯正歯科
浦和矯正歯科クリニック http://www.uoc.jp/
2011年2月15日
日本臨床歯科医会大会 in 札幌
2010年5月31日
東北矯正歯科学会
去る22日、23日と岩手県盛岡市で開催された「第26回東北矯正歯科学会」に副院長とともに参加して参りました。
なぜに東北?と思われる方も少なくないかと思います。通常、関東の先生方は東京矯正歯科学会に所属しており、もちろん我々も所属しています。ところが長く東北大学に所属していた我々は、東北矯正歯科学会にも現在も所属しており、今大会にも参加して来た次第です。
今回の会場となったアイーナ(岩手情報交流センター)は、名称こそ個性的ですが、運転免許センターや県立図書館、さらには県立大学のキャンパスの一部も内包しており、建物自体は非常にモダンで、大変お洒落で立派な施設でした。前回盛岡で学会があった時(5~6年前)には無かった建物のような気が致しますので、新しい施設なのだと思いますが、駅前にこれほど立派な施設がありますと、利用する我々にとっては本当に有り難い限りです。
この学会は、矯正専門でない一般歯科の先生方も多く所属している事も特徴の一つで、そのためか基礎医学的な発表は少なく、比較的日常臨床につながりやすい発表が多くを占めていました。特に今回は筋機能がテーマとなっていたため、大変勉強になる内容でした。
学会と言えば、やはりその土地の名物も楽しみの一つですが、今回は盛岡冷麺とじゃじゃ麺を頂いて参りました。盛岡には、他にもわんこそば等もあり、美味しい麺料理が豊富ですね。
2010年5月21日
当院のこだわり
こんにちは。浦和矯正歯科クリニックの副院長です。
今日は、天気がとても良いですね。
病院前のお花も、お日様をいっぱい浴びてぐんぐん育っております。
お花の色も濃く鮮やかになってきました。
さて、少し前になりますが当院にウォッシャーディスインフェクターを導入いたしました。
ウォッシャーディスインフェクターとは、医療器材の洗浄、すすぎ、消毒、乾燥という工程を
自動的に行う器械のことです。
ウォッシャーディスインフェクターを導入している歯科医院はまだまだ少なく、
手術を頻繁に行うような病院に導入されることが多いです。
通常、治療に用いる器具は手洗いや超音波洗浄機などによって洗浄・消毒し、
その後滅菌を行い、次の患者さんに使用します。
どんなに優れた消毒液・滅菌器を使用しても、感染の原因である血液、唾液が付着した状態では
確実に消毒・滅菌を行うことは出来ません。
つまり洗浄・消毒を確実に行うことが重要です。
ウォッシャーディスインフェクターは唾液や血液の主成分であるタンパク質を分解し、消毒を確実に行うことが
できます。
また、器具を手洗いすることがないので私達スタッフも安心して仕事をすることができます。
患者さんから患者さんへ感染をすることがないように、あらゆることを想定した結果、
当院では、ウォッシャーディスインフェクターで洗浄・消毒後、オートクレーブにて滅菌を行うことにしました。
なお、エプロンやコップは使い捨ての物を使用しております。
今日は、当院のこだわりの一つを紹介いたしました。
さいたま市浦和区の矯正歯科 浦和矯正歯科クリニック http://www.uoc.jp
2010年3月29日
矯正治療中に引っ越しが決まった、どうしたらよいの?
浦和矯正歯科クリニックの副院長です。
ながらく、ブログをさぼってしまいました。
暖かくなったり寒くなったり、なかなか気持ちの良い春がきてくれませんね
春休みは、転居される方が多い時期です
矯正治療中に引っ越しが決まってしまったら、どうすればよいのか?不安な方も多いかと思います。
通常、転居先近くの信頼おける矯正専門の先生をご紹介いたします。
そして初診時の検査の資料(レントゲン写真・お口の中の写真・歯型など)、
初診から現在までのお口の中の変化が分かる写真など様々な資料を
新しい先生にお渡しして、今までどのような治療を行ってきたのか、
治療ゴールはどこなのか、スムースに分かるようにいたします。
勿論、初めから最後まで同じ先生に診てもらうことが最も望ましいですが、
転医する際の資料がしっかりしていれば、通常問題なく新しい病院で治療を継続することが可能です。
そして不安なのが、料金ですよね。
こちらにつきましては、当院は日本臨床矯正歯科医会に所属しておりますので、
そちらのルールに則って、基本治療費の一部を返還し、新しい先生に引き継ぐという形をとっております。
具体的には、全体の半分まで治療が終わっていれば、基本治療費の半額をお返しするということになります。
矯正治療は、虫歯の治療とは違い、治療期間が長いものです。
転居する可能性がある方は、矯正治療を開始する前に、転医システムが整っているか確認しておくと、
安心して矯正治療を受けることができるかと思います
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2010年2月19日
日本臨床矯正歯科医会例会に参加して参りました
こんばんは。
浦和矯正歯科クリニックの副院長です。
17日、18日と日本臨床矯正歯科医会2月例会に参加して参りました。
日本臨床矯正歯科医会とは、矯正専門で開業している先生の会で
私たちは入会後、初めての参加となりました。
会員の先生達の結束力の高さに驚きながら、実り多い2日間を過ごしました。
講演内容も臨床に即したテーマばかりで大変勉強になりました。
日本臨床矯正歯科医会では5年に一度の学会発表が義務づけられています。
このような規定がある学会は少ないのですが、プロの集団としての意識が高く、
良い刺激となりそうです。
さいたま市浦和区の矯正歯科 浦和矯正歯科クリニック http://www.uoc.jp/
2010年1月27日
矯正治療中のケア つづき (矯正治療中の必需品 その3)
こんにちは。副院長です。
今日は、「矯正治療中のケア」の続きについて書いていきます。
前回、矯正治療中のケアのポイントとして、
①矯正治療に適した歯ブラシや、部位にあった歯ブラシを使い分ける
②鏡を見ながら歯みがきをする
③フッ化物の洗口剤もしくはジェルを併用する
などが挙げられるとお伝えしました。
今日は、これらについて少し細かくお話していきたいと思います。
まず、①についてですが、2種類の歯ブラシを併用することをお勧めします。
それは、山型カットの歯ブラシと小さなヘッドの歯ブラシです。
イメージしづらいと思いますので、↓ 毛先の画像です。
山型カットの歯ブラシ(断面はV字型になっています)
小さなヘッドの歯ブラシ
例えば、
山型カットのブラシを、矯正装置のワイヤーと歯の間に差し込んで、ワイヤー下の歯の表面や
ブラケットの周囲をみがきます。歯と歯ぐきの境目もしっかりみがく必要があります。
小さなヘッドのブラシは、歯が重なっている部分や、歯と歯の間など、
山型カットのブラシでは毛先が届きづらい部分をみがくのに便利です。
なお、山型カットのブラシは、普通の歯ブラシでも代用できます。
この他にも、矯正治療用歯ブラシは何種類かあります。
当院では、矯正治療開始前と矯正装置装着後に歯磨き練習を行います。
スタッフと一緒に自分が磨きやすい歯ブラシを選んで、
毛先の当て方などポイントをおさえて磨くことが大切です。
続いて②についてです。
自分でしっかり磨いているつもりでも、実はワイヤーの下やブラケット周囲に
歯ブラシの毛先がきちんと届いていないものです。
特に、矯正装置が入ってからは、1日1回でも構いませんから、
鏡を見て確認しながら磨くようにしましょう。
最後に③についてです。
これは、むし歯対策として、「強い歯を作る」ためにフッ化物を使用します。
フッ化物の使用方法は沢山ありますが、その中でも最も安く効果がある方法は、
フッ素洗口です。
低濃度のフッ素を頻繁に継続使用することがポイントです。
小さなお子様などには、ジェルをお勧めする場合もあります。
長くなりましたが、矯正治療中の方に少しでも参考になると嬉しいです♪
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2010年1月26日
矯正治療中のケア (矯正治療中の必需品 その2)
こんばんは。副院長です。
少し忙しい日が続き、長らくブログを更新することができませんでした。
もう少し、頻繁に更新できるようがんばりたいと思います。
さて、今日は矯正治療中の必需品 その2として、「矯正治療中のケア」について
書いていきたいと思います。
矯正治療をがんばって、きれいな歯並びを手に入れることができた!
でも、むし歯ができてしまった、歯ぐきが腫れてしまった・・・
では悲しいですよね。
では、どうしてむし歯になるのでしょうか?
むし歯も歯周病(歯ぐきの腫れ)も細菌による感染症です。
よくCMなどで、プラークという言葉を聞きますよね。
プラークとは、歯の表面に付着した白っぽいネバネバしたもので、
実は、これは単なる食べカスではなく、細菌のかたまりなのです。
つまり、この細菌のかたまりを除去することが、むし歯予防・歯周病予防につながります。
(詳しい内容につきましては、以前更新しましたQ&A矯正治療中はむし歯になりやすい?
http://blogs.yahoo.co.jp/urawaortho/5333356.html をご覧下さい。)
矯正治療中は、矯正装置がじゃまをして、歯ブラシの毛先がすみずみまでとどきづらいものです。
では、どのようにしたら、きれいにプラークを除去することができるのでしょうか?
矯正治療中のケアとして、いくつか気をつけていただきたいポイントがあります。
それは・・・
①矯正治療に適した歯ブラシや、部位にあった歯ブラシを使い分ける
②鏡を見ながら歯みがきをする
③フッ化物の洗口剤もしくはジェルを併用する
などです。
次回に続く・・・
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2009年12月18日
矯正治療中の必需品
こんにちは。
浦和矯正歯科クリニックの副院長です。
今年も残すところあとわずか、ホームセンターなどに行くと大掃除用品が沢山売られていますね。
掃除好きな私にはとても魅力的なコーナーです。
その中でも、ドライスチーム がついている床掃除用のモップが気になってしまいました。
お値段も高かったので購入出来ませんでしたが、なかなかよさそうでした。
さて、掃除といえば・・・
*:゜☆ お口のお掃除 ☆゜:。*。
特に矯正治療中は、より丁寧な歯みがきが必要となります。
歯並びがせっかくきれいになったのに、むし歯ができてしまったら、もったいないですよね。
当院では、3つのアイテムをお勧めしています。
① 山型カットの歯ブラシ
② 小さなヘッドの歯ブラシ
③ フッ素の洗口剤(もしくはフッ素のジェル)
次回、これらについて詳しく書きますね。
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2009年11月20日
第68回 日本矯正歯科学会大会 in 福岡
本日は久々に院長が担当させて頂きます。
11月16~18日にかけて、医院を休診とさせて頂き、福岡で開催された日本矯正歯科学会の年次大会に参加してまいりました。日本矯正歯科学会は1926年に創立され、言うまでもなく日本の矯正歯科関係では最も規模の大きな学会です。そのため、この期間中は恐らく日本中の矯正歯科医院や大学病院の矯正歯科が、ほとんど全て休診だったのではないかと思われます。
学会は最新の情報を手に入れる場所であり、またそれを提供する場所ですが、同時に他施設の先生方と旧交を温める場でもあります。以前はあまり感じませんでしたが、開業してからは一年に一度しか会えない先生方との再会がとても嬉しく楽しみな時間となっています。私は大学からずっと仙台で過ごしておりましたので、夜は仙台の先生方と美味しいお酒を酌み交わしながら楽しいひとときを過ごさせて頂きました。福岡は食べ物が本当に美味しくて、もつ鍋、水炊き、博多ラーメン…、またまた少し太ってしまった気が致します。もちろん遊んでいたばかりではなく、昼間はちゃんと勉強もしてまいりましたので、誤解がございませんように…。
それと今年はポスター発表をして参りました。内容は少し専門的過ぎますので説明致しませんが、矯正歯科学の発展の一助になればと思っております。大学に勤務していた頃は、この様な学会発表も仕事の一部のような感じでしたが、開業をしてからのこの作業は、なかなか骨の折れるものでした。開業をしますと、どうしても学術的な活動からは一歩引いてしまいそうになるのですが、何とか2~3年に一度は学会発表できるように頑張っていこうと思っております。
多くの新しい情報を得て、様々な先生方と旧交を温め、たくさんの美味しいものを食べ、存分にリフレッシュさせて頂きました。これを皆様に十分に還元できるよう、今日からまた頑張ってまいります。
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2009年10月23日
勉強会
こんにちは。
浦和矯正歯科クリニックの副院長です。
昨日は、デンツプライ矯正製品国内ユーザー会議(デンツプライ三金主催の勉強会)
に院長と参加してまいりました。
勉強会では、3名の先生方による講義がありました。
院長と私の恩師、菅原準二先生も講義をされました。
菅原準二先生とは、インプラント矯正の第一人者で世界的に有名な先生です。
矯正というとアメリカやヨーロッパで盛んというイメージがありますが、
インプラント矯正の技術に関しては意外にも(?)アジア諸国が世界を引っ張っているのです。
院長も私も、長年に渡り菅原先生に多くを教わり、みっちりと鍛えていただきました。
懇親会では隣の席でお話をさせていただきましたが、
相変わらずバイタリティーにあふれていてとても良い刺激になりました。
その他の先生方のお話では、病院毎に色々工夫がなされていることが分かり勉強になりました。
また、まだ開発中の最新の装置や技術の紹介もあり、驚きとともに大変参考になりました。
当院も、患者さんの様々なニーズに答えられるよう常に努力していきたいと思います。
懇親会ではDr.レオン氏によるマジック・ショーがありました。
信じられないマジックが多く、口をあけながら見てしまいました。
一生懸命、種明かしを考えましたが、まったく分かりませんでした。
時空のファンタジスタは素晴らしかったです♪*:・'(*⌒―⌒*)
さいたま市浦和区の矯正歯科 浦和矯正歯科クリニック