おそらく自分の前世は猫であろう、それも長毛種の猫だったであろうと推測しています。さいたま市の浦和矯正歯科クリニック院長の三戸です。
昨日は私が校医をしている小学校で春の歯科健診をしてきました。春秋2回の学校歯科健診ですが、夏休みにしっかりと治療をしてもらえるように、春は特に念入りに健診するようにしています。
500名ほどを診ますので、老眼まっしぐらの身にとってはなかなかヘヴィな一日となりました。
さて、タイトルにあります通り、学校歯科健診では歯並びを指摘されることがままあります。その後にどこを受診すればよいのか悩まれる方も多いと思います。「矯正歯科? でも、敷居が高そうだし…」「とりあえず、掛かりつけ医にしておこうかな」「見た目は大丈夫そうだし、しばらくは放っておこうかな」
結論から申し上げますと、
日本矯正歯科学会認定医の在籍する矯正歯科を受診して下さい。
(初診相談は費用も安価で敷居も低いです。)
現在の日本で矯正歯科治療の経験や知識、技能があるかどうかを保証してくれる資格は、この日本矯正歯科学会認定医以外には存在しません。この認定医資格を持っているということが、最低限の矯正歯科医としての身分証のようなものだと考えています。
これから5年ほど掛けて、現在の認定医が専門医へと順次変更されていく予定になっております。
日本矯正歯科学会 資格認定制度とは https://www.jos.gr.jp/roster
ちなみに、小児期の治療が全てのケースで必要という訳では全くありません。
むしろ何もしない方が良いケースさえ存在します。治療技術の革新的な進歩により、大人になってからでも、私たちが治せない不正咬合はほとんど無くなりました。
この事は同時に、大人の矯正治療を完全に理解して遂行できる矯正歯科医でなければ、小児期の矯正治療が必要かどうかさえ、判断できないということを示しています。
インターネットやSNSでは、「小児期の矯正治療はできるだけ早く始めた方が良い」「早く始めなければ手遅れになる」等、いたずらに保護者の不安をあおることで、意図的に治療に誘導しようとする医療ビジネスまがいが横行していると耳にします。酷いものでは幼稚園の年代から治療を勧めるものまであると!! 親御さんの気持ちを考えると、呆れを通り越して悲しみさえ覚えます。
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当院はお子様から中高年まで幅広い年齢層の歯科矯正治療に精通している矯正歯科単科専門開業医院です。男女2名の歯科医師が、日本矯正歯科学会認定医としての技術と、歯学博士としての知識で、皆様の歯並びの問題を解決いたします。
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