» 受け口(反対咬合):さいたま市浦和の矯正歯科医院

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矯正

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2025年5月5日

うけ口(反対咬合)とは

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下の前歯が上の前歯よりも前に出ている咬み合わせを「下顎前突」「反対咬合」「うけ口」と呼びます。下の前歯だけが前に出ているものや、下の歯並び全体が前に出て、上の歯が見えないものなど、その程度はさまざまです。前歯で噛み切れない、発音が不明瞭になる、不本意なあだ名などで心理的なコンプレックスを持ちやすいなどの支障が出てきます。原因としては、上顎骨の劣成長や下顎骨の過成長、前歯の生え替わりのタイミングや歯の角度なども影響する場合があります。

受け口には2通りのタイプがあります。

  1. 機能性の反対咬合(機能性の受け口)
    歯が咬み込んでいく時に、上下の前歯が接触・干渉すること(早期接触)が原因で、無意識に下あごを前にずらして奥歯を咬み込む状態。
    反対咬合の程度としては比較的軽度なことが多く、主に歯の配列位置を整えることで、治療が可能です。 ただし、早期接触を起こしている状態では、前歯に外傷性咬合が生じている場合が多く、歯や歯周組織にダメージを与えていることがあるため、注意が必要です。
  2. 骨格性の受け口
    上下のあごの骨の位置の不調和によって生じる反対咬合。上あごの位置は正常だが下あごが前方にあるものや、下あごの位置は正常だが上あごが後退しているもの、またその両方が組み合わさったものなど、様々なバリエーションがあります。

こどもの場合は、機能性の反対咬合であれば、歯の傾きや位置を移動させることでよくなるケースもあります。骨格性の場合では、あごの骨の成長をコントロールするような治療を行い、骨格の不調和を改善するような治療を行います。

骨の成長の終了した大人の場合は、歯並びや咬み合わせを整えることで、同時に口元の見た目を改善し、骨格の不調和をカムフラージュします。骨格の不調和が著しい場合には外科的矯正治療が必要になることもあります。

2014年5月8日

20代女性の下顎前突(受け口・反対咬合)を舌側矯正(歯の裏側に装置を装着)で改善したケース

受け口の裏側矯正

26歳女性、うけ口、下顎が出ている、笑うと下の歯が見えるを主訴に来院されました。
下顎前突に対して、下顎左右側小臼歯を一本ずつを抜歯したうえで、舌側矯正装置(歯の裏側の装置から配列する装置)を用いて、下顎前歯を後退させる矯正治療を行いました。
良好な歯並びと咬み合わせの状態になり、審美性も獲得されました。
動的矯正治療期間は1年7ヶ月、治療費(舌側矯正・フルリンガル)は1,282,200円(税別)でした。

リスク

  • 歯を動かす力によって痛みや違和感が出たり、矯正装着による刺激で口内炎が生じる場合があります。
  • 時間をかけて丁寧にブラッシングを行いプラークを取り除かないと、むし歯や歯肉炎・歯周病が生じる場合があります。
  • 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなったり、歯ぐきが下がることがあります。
  • 歯を動かし終わった後に保定装置(リテーナー)の使用が不十分であると、後戻りする場合があります。

2014年4月17日

中学生の下顎前突・交叉咬合・顔の横方向へのズレを改善したケース

顔の横方向ズレ

12歳男性、前歯が咬み合わない、全体的に咬み合わせが気になるを主訴に来院されました。
顔面非対称(顔の左右へのズレ)および交叉咬合(すれ違い咬合)を伴う、下顎前突(反対咬合・受け口)に対して、上顎骨前方牽引装置(上顎骨の前方成長を促進する装置)、機能的顎矯正装置(下顎骨の成長方向をコントロールしながら成長を促進する装置)と、マルチブラケット装置(歯を一本一本配列する装置)を用いて治療を行いました。
ご本人の努力もあって、大変良好な結果が得られています。
矯正治療期間は4年9ヶ月、治療費は570,000円(税別)でした。

リスク

  • 歯を動かす力によって痛みや違和感が出たり、矯正装着による刺激で口内炎が生じる場合があります。
  • 時間をかけて丁寧にブラッシングを行いプラークを取り除かないと、むし歯や歯肉炎・歯周病が生じる場合があります。
  • 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなったり、歯ぐきが下がることがあります。
  • 歯を動かし終わった後に保定装置(リテーナー)の使用が不十分であると、後戻りする場合があります。

2013年12月1日

子どもの受け口(反対咬合・しゃくれ・下顎前突)を改善した症例

下顎前突の症例1

10歳男性、うけ口、前歯が咬み合わない、下顎が出ているを主訴に来院されました。
うけ口、軽度の叢生に対して、上顎骨前方牽引装置(上顎骨の前方成長を促進する装置)と、マルチブラケット装置(歯を一本一本配列する装置)を用いて治療を行いました。
うけ口が解消され、きれいな歯並びと緊密な咬み合わせが獲得されました。
第1期治療(こどもの時期の治療)の動的矯正治療期間は1年1ヶ月、治療費は404,000円(税別)でした。このあと思春期後期に第2期治療(仕上げの治療)に移行していきます。

リスク

  • 歯を動かす力によって痛みや違和感が出たり、矯正装着による刺激で口内炎が生じる場合があります。
  • 時間をかけて丁寧にブラッシングを行いプラークを取り除かないと、むし歯や歯肉炎・歯周病が生じる場合があります。
  • 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなったり、歯ぐきが下がることがあります。
  • 歯を動かし終わった後に保定装置(リテーナー)の使用が不十分であると、後戻りする場合があります。

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