34歳女性、凸凹歯、八重歯を主訴に来院されました。
上下の前歯の叢生(凸凹歯)、口元の突出感に対して、上下左右の小臼歯を一本ずつ抜歯したうえで、舌側矯正装置(歯の裏側につけて、歯を一本一本配列する装置)を用いて治療を行いました。
歯並びと咬み合わせの改善とともに口元の審美性が改善され、良好な咬合状態が得られています。
動的治療期間は2年5ヶ月、治療費(舌側矯正)は1,326,000円(税別)でした。
リスク
- 歯を動かす力によって痛みや違和感が出たり、矯正装着による刺激で口内炎が生じる場合があります。
- 時間をかけて丁寧にブラッシングを行いプラークを取り除かないと、むし歯や歯肉炎・歯周病が生じる場合があります。
- 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなったり、歯ぐきが下がることがあります。
- 歯を動かし終わった後に保定装置(リテーナー)の使用が不十分であったり、悪習癖(舌癖など)が残っていたりすると、後戻りする場合があります。