26歳女性、うけ口、下顎が出ている、笑うと下の歯が見えるを主訴に来院されました。
下顎前突に対して、下顎左右側小臼歯を一本ずつを抜歯したうえで、舌側矯正装置(歯の裏側の装置から配列する装置)を用いて、下顎前歯を後退させる矯正治療を行いました。
良好な歯並びと咬み合わせの状態になり、審美性も獲得されました。
動的矯正治療期間は1年7ヶ月、治療費(舌側矯正・フルリンガル)は1,282,200円(税別)でした。
リスク
- 歯を動かす力によって痛みや違和感が出たり、矯正装着による刺激で口内炎が生じる場合があります。
- 時間をかけて丁寧にブラッシングを行いプラークを取り除かないと、むし歯や歯肉炎・歯周病が生じる場合があります。
- 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなったり、歯ぐきが下がることがあります。
- 歯を動かし終わった後に保定装置(リテーナー)の使用が不十分であると、後戻りする場合があります。