45歳女性、前歯が咬み合わない、下顎が出ている、顎が横にずれているを主訴に来院されました。
下顎歯列正中線偏位、右側前歯部の反対咬合、すきっ歯に対して、セラミックブラケット装置(審美性に考慮したセラミックブラケット、歯を一本一本配列する装置)を用いて非抜歯治療を行いました。
全体の配列状態および咬合状態が改善され口元の審美性も得られました。
動的矯正治療期間は1年5ヶ月、治療費(セラミックブラケット)は895,000円(税別)でした。
リスク
- 歯を動かす力によって痛みや違和感が出たり、矯正装着による刺激で口内炎が生じる場合があります。
- 時間をかけて丁寧にブラッシングを行いプラークを取り除かないと、むし歯や歯肉炎・歯周病が生じる場合があります。
- 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなったり、歯ぐきが下がることがあります。
- 歯を動かし終わった後に保定装置(リテーナー)の使用が不十分であると、後戻りする場合があります。